スピードラップ
    (ML-521d)

硬組織標本 薄片自動研磨
    スピードラップ
      (ML-521d)

〔概 要〕
2枚のダイヤモンドラップ盤を、上面と下面に向かい合わせてあり、硬組織切片をあいだに挿入して研磨することにより、極薄の研磨薄片をつくる両面ラップ式の自動薄片研磨機です。

〔特 長〕
1)40㎜角の骨切片を、標本には歪みなく10μm薄さに研磨できます。
2)研磨作業は、薄切された組織片をセットするだけで、後は機械が自動的に研磨し、マイクロメータによる設定された厚さに達すると自動停止する自動定寸装置が付いています。
3)エアバランスによる加圧研磨方式で組織片の大きさや厚さにより、ラップ定盤の回転と加工圧(エア加圧)を調整することができます。

〈セット例〉
■本体
1)スピードラップ(ML-521d)本体:1台
2)ダイヤモンド上下ラップ盤(ラップ盤Φ150㎜・#700):1組
3)標準工具:1式

基本スペック

項目 基本スペック
主電動機 単相100V 120W
下ラップ盤回転数 15~150min⁻¹(無段変速)
定盤寸法 Φ150㎜
研磨可能な最大寸法 40㎜×60㎜又は45㎜×55㎜
エアコンプレッサ 単相100V 200W
使用空気圧 49×10⁻²Pa
冷却水(クーラント) 水道水源式(直結)
機体寸法 W550㎜×L420㎜×H1,190㎜
機体質量 100㎏